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みんなのリアル

公開日:2025年8月26日

更新日:2025年9月1日

【母子モユーザー約7,000人に調査!②】子ども名義の口座、どうして作った?どこで作った?

監修:はぐまね編集部

【母子モユーザー約7,000人に調査!②】子ども名義の口座、どうして作った?どこで作った?

子ども名義の銀行口座を作るとき、皆さんは何をきっかけに、どこで作るのでしょうか?

前回の記事では、約6割の家庭がすでに口座を開設しており、その多くが0歳のうちに作っているという結果をご紹介しました。今回は、さらに一歩踏み込み、「なぜ作ったのか」「どの銀行を選んだのか」を見ていきます。

※調査概要:母子モユーザーを対象に2025年7月1日~15日に実施。有効回答数6,968件のうち、口座を持っていると回答した4,172人のデータを分析

1. 目的は「お祝い金やお年玉の貯蓄」が多数

口座作成の目的で最も多かったのは、「お祝い金やお年玉を貯蓄するため」(約60%)

出産時や初節句など、親戚や友人からまとまった金額をいただく機会は意外と多く、それらを管理するために口座を作る家庭が多いようです。
続いて多かったのが、「将来の大きな出費への備え」。入園・入学、習い事、進学費用など、今はまだ先のことでも、早めに積み立てを始めたいという意識がうかがえます。

また、出生体重と同じ金額を入金する「出生体重貯金」を記念として作ったという心温まるエピソードや
将来の金融教育やお小遣い口座として作成した、という声も寄せられました。

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2. きっかけは「お祝い金やお年玉をもらった」が圧倒的

作成のきっかけを聞くと、「お祝い金やお年玉をもらったから」が約77%と圧倒的多数でした。

つまり、きっかけと目的がほぼ一致していることがわかります。
次いで多かったのは、「将来のために今から準備しておきたい」という回答。
ほかにも、「自分が親に作ってもらったから」と、自身の経験をもとに同じことをしてあげたいという声もありました。

気になる回答として、「保育料の引き落とし口座として必要になった」という実務的な理由も見られました。
口座を多く作りたくないときは、進学予定先の指定口座の確認をしておくとよいかもしれませんね。

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3. 選ばれた金融機関は「全国規模」と「地域密着型」が二強

では、母子モユーザーはどの銀行で口座を作ったのでしょうか。

結果は以下の通りです。(複数回答可)

全国規模で展開する金融機関:約2,500人(約55%)
地域密着型の地方金融機関:約1,700人(約37%)
インターネット専業の金融機関・流通系金融機関:約350人(約7%)

最も多かったのは、全国どこでも利用しやすい大手金融機関。引っ越しや転勤があっても継続して使える利便性が支持されていると考えられます。

地方金融機関も根強い人気があり、地域ならではの安心感や、自治体との連携による子育て支援制度と結びつくケースもあります。

一方、ネット銀行はまだ少数派ですが、オンライン手続き可能な点や振込手数料の安さといった利便性を理由に選ぶ家庭もありました。証券口座のために開設しているパターンはほとんどの方がネット銀行を選択していました。

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4. 銀行選びの理由は「親も使っているから」が約6割

銀行を選んだ理由の1位は、「自分(保護者)も利用しているから」(57%)

日常的に使い慣れた銀行であれば、手続きもスムーズですし、入出金や残高確認もしやすくなります。

2位は「ATMや支店の場所が便利だから」(26%)で、生活圏内に使いやすい拠点があるかどうか、転勤や引っ越しを見据えた利便性も大きな決め手となっていることがわかります。

その他、少数ではありますが
・紙の通帳が無料で作成できるから
・通帳のデザインがかわいいから、子供が好きなキャラクターの通帳だから
といった紙の通帳の利用を選択基準にした家庭も。
作った目的にもあった「出生体重貯金ができるかどうか」を判断基準にしたという意見もありました。
子どもに将来渡す際の記念に!や、金融教育としてスマホがなくてもお金が見えるようにしたい、という場合は通帳についても調べて検討してみるといいかもしれません。

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まとめ

今回の結果から、子ども名義口座は「特別な目的を持って作る」というよりも、身近なタイミング(お祝い金の受け取り)をきっかけに、身近な銀行で作るという流れが多いことが分かりました。
子ども名義の口座作成は、お祝い金やお年玉の管理を目的とする家庭が多数派で、そのきっかけも同じ理由が多くを占めています。

金融機関は全国規模型と地域密着型が中心で、選ばれる理由は「親も使っているから」「ATMや支店の利便性が高いから」といった、日常生活に密着した要素が上位に来ています。

私たちのサイトでは、今後も子育て世代の「知りたい!」をサポートする情報を発信していきます。

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