はぐまね
supported by母子モ
お金の管理と準備

公開日:2025年8月26日

更新日:2025年8月26日

子どものお金、どう管理する?はじめての備えと考え方

監修:森重 幹斗

アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー

子どものお金、どう管理する?はじめての備えと考え方

「子ども名義の銀行口座、気になってはいるけれど…」
「まだ早いのかな?でも、お祝い金がたまってきて…」

育児や家事に追われるなかで、将来のお金のことをじっくり考える時間ってなかなか取れませんよね。特に、まだ赤ちゃんのお世話が続く時期は、目の前のことで精一杯な毎日。

そんな中で、児童手当やお年玉、お祝い金など、子どもに関するお金が少しずつ集まり始めると、「これってどうやって管理したらいいんだろう?」という不安が出てくる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そうした不安を抱えた子育て中の方に向けて、子ども名義の銀行口座を通じてできる、生活設計のはじめ方をご紹介します。

1. 難しく考えすぎない「お金の備え」がちょうどいい

「口座開設」と聞くと、管理など難しそうなイメージがありますが、実際はもっと身近なものです。

たとえば「もらったお金を分けて貯める」「何のために使うか決めておく」だけでも、立派なお金の教育につながります。

子育て中は、生活のリズムや家計が変わりやすい時期。このタイミングで家計の動きを整理しておくと、のちのち役立ちますし、安心感にもつながります。

2. 入園準備が始まる前に、分けておくと安心なお金の場所

子どもが大人になるまでは、お祝い金や児童手当など、"子ども宛てのお金"がいくつか発生する時期です。そのまま親の口座で管理していると、知らないうちに生活費と混ざってしまうことも。

そんなときに子ども名義の口座があると、「これは子ども用」と明確に分けて管理することができます。

また、入園・進学などのライフイベントでは、制服代・用品代・写真代など、意外に費用がかかる場面もあります。

あらかじめ分けて積み立てておくことで、急な出費にも慌てず対応できます。

3. 夫婦で話すきっかけにも。「見える形」で共有しやすく

「忙しいから、将来のことまでゆっくり話せない」
そんな家庭は多いのではないでしょうか。

子ども名義の銀行口座があると、通帳や残高を見ながら「どこまで準備できているかな?」といった会話がしやすくなります。

金額が明確に"見える"ことで、お金の話がしやすくなり、夫婦での共有や協力体制づくりにもつながります。

4. オンラインの申込みが便利。でも事前確認も忘れずに

最近では、オンラインから銀行口座の申込みを始められるサービスも増えてきました。手元のスマホで手軽に申込みを始められるのは、育児中の忙しい時期にとても助かります。

ただし、オンラインで完結するとは限らず、金融機関によっては店舗への来店や書類郵送が必要なケースもあります。
事前に必要書類や手続き内容を確認しておくと、スムーズに進められます。

また、一部の銀行では、初回入金でプレゼントがもらえるキャンペーンなどが用意されている場合もあるので、そうした情報もあわせて確認しておくと良いでしょう。

記事4画像1

まとめ|"分けて管理すること"が、安心につながる第一歩

子育てが始まると、「お金のことはちゃんとやらなきゃ」と思いつつも、なかなか手がつけられないことも多いですよね。でも、子ども専用の口座を持つことで、お金の管理がグンとしやすくなり、「将来に向けてちゃんと準備できている」という実感も持てるようになります。

難しいことから始めなくても、まずは「お金を分けておく」というだけで、十分な第一歩です。

子ども名義の口座が、家族の生活設計や安心感を支える、ささやかなきっかけになりますように。

こんな悩み、ありませんか?

子どものお祝い金が親の口座に入ったまま…

そろそろ子ども用の口座って作るべき?

子どものお金の教育どうしよう

ひとつでも当てはまったら、こちらからチェック

こども口座活用ナビを見る

お子さまに合った金融機関が見つかります